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いくわん
晏子(五〇)戄然として
衣冠を
(五一)攝め、
謝して
曰く、『
嬰、
不仁と
雖も、
子を
厄に
免れしむ。
何ぞ
子絶つを
求むるの
速かなるや』と。
石父曰く、『
然らず。 ...
積薪思はず
悚然として、
直ちに
衣冠を
繕ひ、
若き
婦は
憚あり、
先ず
姑の
閨にゆき、もし/\と
聲を
掛けて、さて、
一石願ひませう、と
即ち
嗜む
處の
嚢より
局盤の
圖を
出し、
黒白の
碁子を
以て
姑と
戰ふ。