婀娜なよなよ)” の例文
問いつつ熟々つくづく其の姿を見ると、顔は声よりも猶麗しい、姿も婀娜なよなよとして貴婦人の様子が有る、若し厳重に批評すれば其の美しさは舞楽に用ゆる天女の仮面と云う様な塩梅あんばい
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)