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なまめ
ふりがな文庫
“なまめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
艶
56.0%
媚
34.5%
嬌
5.0%
婀娜
1.5%
婀
1.0%
妖
0.5%
生目
0.5%
艶冶
0.5%
艷
0.5%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艶
(逆引き)
派手な
長襦袢
(
ながじゅばん
)
の上へ、大急ぎで羽織ったらしい小袖の紫が、冷たく美しい女中の差出す手燭の中に、またなく
艶
(
なまめ
)
かしく見えるのでした。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
なまめ(艶)の例文をもっと
(50作品+)
見る
媚
(逆引き)
紅
(
くれない
)
の
括紐
(
くくりひも
)
、
襷
(
たすき
)
か何ぞ、間に合わせに、ト風入れに掲げたのが、横に流れて、
地
(
じ
)
が
縮緬
(
ちりめん
)
の
媚
(
なまめ
)
かしく、
朧
(
おぼろ
)
に
颯
(
さっ
)
と紅梅の友染を
捌
(
さば
)
いたような。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なまめ(媚)の例文をもっと
(50作品+)
見る
嬌
(逆引き)
今日は
殊
(
こと
)
に
推
(
お
)
して来にけるを、
得堪
(
えた
)
へず心の
尤
(
とが
)
むらん
風情
(
ふぜい
)
にて
佇
(
たたず
)
める
姿
(
すがた
)
限無
(
かぎりな
)
く
嬌
(
なまめ
)
きて見ゆ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
なまめ(嬌)の例文をもっと
(10作品)
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▼ すべて表示
婀娜
(逆引き)
引ツ張れば拔け出しさうなお
女郎人形
(
やまにんぎやう
)
のやうに、優しく
婀娜
(
なまめ
)
かしかつた。
兵隊の宿
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
なまめ(婀娜)の例文をもっと
(3作品)
見る
婀
(逆引き)
幽霊のやうに細く白き手を二つ重ねて枕のもとに
投出
(
なげいだ
)
し、
浴衣
(
ゆかた
)
の胸少しあらはに成りて締めたる緋ぢりめんの帯あげの解けて帯より落かかるも
婀
(
なまめ
)
かしからで
惨
(
いた
)
ましのさまなり。
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
なまめ(婀)の例文をもっと
(2作品)
見る
妖
(逆引き)
昔のうら若い女房が
鉄漿
(
かね
)
を染めた口元にあの玉虫色の紅をつけてゐたとしたら、その青白い、血の気や赤味の微塵もない顔の
妖
(
なまめ
)
かしさは、どんなであつたらうかと思ふ。
青春物語:02 青春物語
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
なまめ(妖)の例文をもっと
(1作品)
見る
生目
(逆引き)
生目
(
なまめ
)
とまりし
苧垂
(
むしたれ
)
の
裾
(
すそ
)
うちはへて
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
なまめ(生目)の例文をもっと
(1作品)
見る
艶冶
(逆引き)
と、まるで、女のように、
艶冶
(
なまめ
)
かしく笑ったが
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
なまめ(艶冶)の例文をもっと
(1作品)
見る
艷
(逆引き)
世に
艷
(
なまめ
)
かしき文てふものを初めて我が思ふ人に送りし時は、心のみを頼みに安からぬ日を覺束なくも暮らせしが、籬に觸るゝ夕風のそよとの
頼
(
たより
)
だになし。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
なまめ(艷)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
あで
なまめか
つや
なま
あでや
いろ
あま
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あだ