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なまめか
ふりがな文庫
“なまめか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
艶
60.0%
媚
26.7%
妖艶
3.3%
嬌
3.3%
艶媚
3.3%
艷
3.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艶
(逆引き)
そして、その時彼の
側
(
そば
)
に坐った眉の濃い一人の
芸妓
(
げいしゃ
)
の姿や、その
声音
(
こわね
)
や、いろいろの
艶
(
なまめか
)
しい
仕草
(
しぐさ
)
が、浮ぶのである。
夢遊病者の死
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
なまめか(艶)の例文をもっと
(18作品)
見る
媚
(逆引き)
あわれ、
茄子
(
なす
)
、二ツ、その前歯に、
鉄漿
(
かね
)
を含ませたらばとばかり、たとえん
方
(
かた
)
なく
﨟長
(
ろうた
)
けて、初々しく且つ
媚
(
なまめか
)
しい、唇を一目見るより、
衝
(
つ
)
と外套の襟を落した。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なまめか(媚)の例文をもっと
(8作品)
見る
妖艶
(逆引き)
人間の眼に触れてはならぬ
妖艶
(
なまめか
)
しさの極み……そのものの姿であった。
復讐
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
なまめか(妖艶)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
嬌
(逆引き)
長崎へゆくまえに逢ったときの、色濃い
嬌
(
なまめか
)
しさや、
眩
(
まぶ
)
しいほど華やかな美貌は、殆んどあとをとどめない。
赤ひげ診療譚:08 氷の下の芽
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
なまめか(嬌)の例文をもっと
(1作品)
見る
艶媚
(逆引き)
……といって
閨房
(
けいぼう
)
の
灯
(
あかり
)
らしい
艶媚
(
なまめか
)
しさも、ほのめいていない……夢のように淡い、処女のように人なつかしげな、桃色のマン丸い
光明
(
こうみょう
)
が、
巨大
(
おおき
)
な山脈の
一端
(
はな
)
らしい黒い山影の中腹に
白菊
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
なまめか(艶媚)の例文をもっと
(1作品)
見る
艷
(逆引き)
そこへしどけなく亂れた袴や
袿
(
うちぎ
)
が、何時もの幼さとは打つて變つた
艷
(
なまめか
)
しささへも添へてをります。これが實際あの弱々しい、何事にも控へ目勝な良秀の娘でございませうか。
地獄変
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
なまめか(艷)の例文をもっと
(1作品)
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つや
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