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輦
ふりがな文庫
“輦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くるま
59.1%
れん
22.7%
てぐるま
13.6%
ぐるま
4.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くるま
(逆引き)
折しも、秋の半ば、帝と皇后の
輦
(
くるま
)
は長い戟を揃えた御林軍の残兵に守られて、長安の廃墟を後に、
曠茫
(
こうぼう
)
たる山野の空へと行幸せられた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
輦(くるま)の例文をもっと
(13作品)
見る
れん
(逆引き)
『五雑俎』
閩
(
びん
)
中の俗、年始に糞土を除かず、初五日に至りて
輦
(
れん
)
して野地に至り石を取って返ると。
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
輦(れん)の例文をもっと
(5作品)
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てぐるま
(逆引き)
既にして
輦
(
てぐるま
)
に乗ることを許された。後には蘭軒の
轎
(
かご
)
が玄関に到ると、侍数人が轎の前に集り、円い座布団の上に
胡坐
(
こざ
)
してゐる蘭軒を、
布団籠
(
ふとんごめ
)
に
手舁
(
てがき
)
にして君前に進み、そこに安置した。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
輦(てぐるま)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
ぐるま
(逆引き)
「
不愍
(
ふびん
)
な者よ。六波羅まで、真昼の途々を、人目に
曝
(
さら
)
され指さされて送らるるとは、余りにも
傷
(
いた
)
ましい。
破
(
や
)
れ
輦
(
ぐるま
)
なと与えて牛に引かせてよ」
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
輦(ぐるま)の例文をもっと
(1作品)
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輦
漢検1級
部首:⾞
15画
“輦”を含む語句
鳳輦
御輦
牛輦
輦輿
輦轂
輦下
輦車
御駐輦
手輦
駐輦
随輦
通輦
行幸輦
輦路
輦籠
輦溜
輦小舎
輦小屋
輦宿
輦台
...
“輦”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
アリギエリ・ダンテ
吉川英治
南方熊楠
中島敦
石川啄木
幸田露伴
森鴎外