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輦車
ふりがな文庫
“輦車”の読み方と例文
読み方
割合
れんしゃ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんしゃ
(逆引き)
輦車
(
れんしゃ
)
が寄せられて、内大臣家、大将家のために尚侍の退出に従って行こうとする人たちが、出立ちを待ち遠しがり、大将自身もむつかしい顔をしながら
源氏物語:31 真木柱
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
更衣が宮中から
輦車
(
れんしゃ
)
で出てよい御許可の
宣旨
(
せんじ
)
を役人へお下しになったりあそばされても、また病室へお帰りになると今行くということをお許しにならない。
源氏物語:01 桐壺
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
紫夫人には
輦車
(
れんしゃ
)
も許されるであろうが、自身には御所のある場所を歩いて行かねばならない不体裁のあることなども、明石は自身のために
歎
(
なげ
)
かずに源氏夫婦が
磨
(
みが
)
きたてて太子に奉る姫君に
源氏物語:33 藤のうら葉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
輦車(れんしゃ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“輦車”の意味
《名詞》
輦の両側に車輪を付け、前後の轅を手に持つ乗り物。
(出典:Wiktionary)
輦
漢検1級
部首:⾞
15画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“輦”で始まる語句
輦
輦轂
輦輿
輦下
輦小舎
輦台
輦宿
輦溜
輦籠
輦路