“うちは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
團扇45.7%
団扇43.5%
内端10.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『僕は今度、亞米利加から船中で團扇うちはで客をあふぐ商賣をやつて來た。これはその金の殘りだ。これで一杯飮まうよ。』
樹木とその葉:03 島三題 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
やつこかほげ、かたなゝめにしながら、一息ひといきばた/\團扇うちはをばツばツとあふいで、
松の葉 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しかし金子堅太郎と高田実と何方どつちが人間らしい仕事をしたかといふ段になると、誰でもが高田の方へ団扇うちはをあげる。
堪えず精神に重苦しいあつさを感ずるので、屡団扇うちはにして、かぜえりからあたまおくつてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
真面目な話にえいもさめたか、愛吉は肩肱かたひじ内端うちはにして、見るとさみしそうであわれである。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
けれどもむかしから懇意こんいものことはらずとめて、老人夫婦としよりふうふ内端うちは世話せわをしてれる
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)