“後鉢巻”の読み方と例文
読み方割合
うしろはちまき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大海浜(だいかいはま)、宿院浜(しゆくゐんはま)、熊野浜(くまのはま)などと組々の名の書いた団扇(うちは)を持つて、後鉢巻(うしろはちまき)をした地車(だんじり)曳きの子供等が、幾十人となく裸足(はだし)で道を通ります。
私の生ひ立ち (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
いかめしい後鉢巻(うしろはちまき)をして、立(た)っ付(つ)け袴(ばかま)を穿(は)いた男が十人ばかりずつ、舞台の上に三列に並(なら)んで、その三十人がことごとく抜き身を携(さ)げているには魂消(たまげ)た。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
手拭(てぬぐい)で後鉢巻(うしろはちまき)を致しておりましたところから来た綽名だというので御座いますから、如何にその働らき振りが猛烈であったかが、おわかりになるでしょう。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)