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向鉢巻
ふりがな文庫
“向鉢巻”の読み方と例文
読み方
割合
むこうはちまき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むこうはちまき
(逆引き)
泊っている
荷舟
(
にぶね
)
の
苫屋根
(
とまやね
)
が往来よりも高く持上って、物を煮る青い煙が風のない空中へと
真直
(
まっすぐ
)
に立昇っている。
鯉口半纏
(
こいぐちばんてん
)
に
向鉢巻
(
むこうはちまき
)
の女房が
舷
(
ふなばた
)
から子供のおかわを洗っている。
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
飴細工の狸みた様で、取廻しの処へ
銀拵
(
ぎんごしら
)
えの
銅金
(
どうがね
)
の刀を
帯
(
さ
)
し白地の手拭で
向鉢巻
(
むこうはちまき
)
をして
飛下
(
とびお
)
りると、ズーンと地響きがする、腕なぞは松の
樹
(
き
)
の様で腹を立ったから力は満ちて居る
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と、
印袢纏
(
しるしばんてん
)
に、
向鉢巻
(
むこうはちまき
)
をした留吉は、松の枝へ、
一鋏
(
ひとはさ
)
みパチリと入れながら云った。
甲州鎮撫隊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
向鉢巻(むこうはちまき)の例文をもっと
(6作品)
見る
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
鉢
常用漢字
中学
部首:⾦
13画
巻
常用漢字
小6
部首:⼰
9画
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向
向日葵
向島
向側
向後
向脛
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