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少
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ちひ
ふりがな文庫
“
少
(
ちひ
)” の例文
桶
(
をけ
)
の
穴
(
あな
)
より入れさするに安五郎
忝
(
かたじ
)
けなしと何心なく
饅頭
(
まんぢう
)
を二ツに
割
(
わる
)
に中に
少
(
ちひ
)
さく
疊
(
たゝみ
)
し紙ありければ
不審
(
ふしん
)
に思ひ
披
(
ひら
)
き見るに
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
軍人の中に馬鹿面をかぶつた
少
(
ちひ
)
さな児が出て来たので——見物人の視線は一様にその方にそゝがれました。
泣き笑ひ
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
而して其人と事を論ずるに
方
(
あた
)
つても彼れには決して気を以て人を圧するが如きこと無く、静かにして而も
少
(
ちひ
)
さき声にて微笑しながら語るなりき。余は之に反せり。
透谷全集を読む
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
おまへは決心をしてそれを
為遂
(
しと
)
げることの六ヶ
敷
(
しい
)
方
(
ほう
)
には違ひ
有
(
あり
)
ません。それが
為
(
ため
)
におまへもいかい苦労をおしだ、わたしも
中
(
なか
)
/\はたで気が
揉
(
も
)
め升。しかしまた
少
(
ちひ
)
さいにしては感心な
処
(
ところ
)
も
有升
(
あります
)
。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
年
(
とし
)
は
十六
(
じふろく
)
なれども
不圖
(
ふと
)
見
(
み
)
る
處
(
ところ
)
は
一
(
いち
)
か
二
(
に
)
か、
肩幅
(
かたはゞ
)
せばく
顏
(
かほ
)
少
(
ちひ
)
さく、
目鼻
(
めはな
)
だちはきり/\と
利口
(
りこう
)
らしけれどいかにも
脊
(
せい
)
の
矮
(
ひく
)
ければ
人
(
ひと
)
嘲
(
あざけ
)
りて
仇名
(
あだな
)
はつけゝる、
御免
(
ごめん
)
なさい、と
火鉢
(
ひばち
)
の
傍
(
そば
)
へづか/\と
行
(
ゆ
)
けば
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
少
常用漢字
小2
部首:⼩
4画
“少”を含む語句
少女
些少
少許
少時
幼少
少年
多少
年少
僅少
少々
少輔
今少
兵部少輔
少量
少婦
残少
少壮
少年時代
最少
少尉
...