“十六”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
じふろく	50.0%
とおろく	50.0%

じふろく

年（とし）は十六（じふろく）なれども不圖（ふと）見（み）る處（ところ）は一（いち）か二（に）か、肩幅（かたはゞ）せばく顏（かほ）少（ちひ）さく、目鼻（めはな）だちはきり／＼と利口（りこう）らしけれどいかにも脊（せい）の矮（ひく）ければ人（ひと）嘲（あざけ）りて仇名（あだな）はつけゝる、御免（ごめん）なさい、と火鉢（ひばち）の傍（そば）へづか／＼と行（ゆ）けば

わかれ道 (旧字旧仮名) ／ 樋口一葉(著)

とおろく

関寺（せきでら）の番内（ばんない）、坂本の小虎、音羽の石千代、膳所（ぜぜ）の十六（とおろく）、鍵はずしの長丸、手ふいごの風（かぜ）之助、穴掘の団八、繩辷（なわすべ）りの猿松、窓潜（くぐ）りの軽（かる）太夫、格子毀（こぼち）の鉄伝（てつでん）、猫真似の闇（やみ）右衛門、穏松明（たいまつ）の千吉

猿飛佐助 (新字新仮名) ／ 織田作之助(著)

“十六”の意味

《数詞》
十六（じゅうろく）

16、とおあまりむつ/とおあまりむっつ。
(出典:Wiktionary)

十	常用漢字 小１ 部首:⼗ 2画
六	常用漢字 小１ 部首:⼋ 4画