“ウス”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:うす
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……だが、おおよその捜索方針スンポウはきまったらしい。本庁の意見も一致した。現場の証拠はウスいが部屋の手のつけかたから見て、初犯の手口だということになった。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
譬へば、建部タケルベの伝承には、却て成人後の伝に重きをおいて、生ひ立ちについては、父帝の、ウスにたけびせられた事を言ふのみである。
日本文学の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)