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えんてん
ふりがな文庫
“えんてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
炎天
60.7%
宛転
17.9%
婉転
7.1%
円点
3.6%
嫉転
3.6%
宛囀
3.6%
蜒転
3.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炎天
(逆引き)
鳥もけものも、みな
飢
(
う
)
え死にじゃ人もばたばた
倒
(
たお
)
れたじゃ。もう
炎天
(
えんてん
)
と
飢渇
(
きかつ
)
の
為
(
ため
)
に人にも鳥にも、親兄弟の見さかいなく、この世からなる
餓鬼道
(
がきどう
)
じゃ。
二十六夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
えんてん(炎天)の例文をもっと
(17作品)
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宛転
(逆引き)
件
(
くだん
)
の経文に〈この道人、頭破れ血
瀝
(
したた
)
り、床座を
沾汚
(
てんお
)
す、駆りて
角
(
すみ
)
に入らしむ、急を得て糞を失す、次第七人、皆打棒せられ、地に
宛転
(
えんてん
)
す〉とあるから転化したのだ。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
えんてん(宛転)の例文をもっと
(5作品)
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婉転
(逆引き)
柱に
凭
(
もた
)
れている女中は
婉転
(
えんてん
)
たる京都弁で何とか言っては笑った。居士も笑った。余はぼんやりとその光景を見ていた。たしかこの日であったと思う。二人が連立って嵐山の紅葉を見に行ったのは。
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
えんてん(婉転)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
円点
(逆引き)
と、まさしく、ポトリと音がして、赤羽主任の
掌上
(
てのうえ
)
には、一滴の
血潮
(
ちしお
)
が、
円点
(
えんてん
)
を描いた。
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
えんてん(円点)の例文をもっと
(1作品)
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嫉転
(逆引き)
例えば中国一たび亡びんか、日本も必ず幸いなし。何ぞそれ
能
(
よ
)
く国家の旗を高く
樹
(
た
)
てるを
任
(
まか
)
せんや。
嗚呼
(
ああ
)
君、われら、今彼らの滅種政策の下に
嫉転
(
えんてん
)
呼号するもの。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
えんてん(嫉転)の例文をもっと
(1作品)
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宛囀
(逆引き)
彼女はちょっと目礼したぎり、
躍
(
おど
)
るように
譚
(
たん
)
の側へ歩み寄った。しかも彼の隣に
坐
(
すわ
)
ると、片手を彼の
膝
(
ひざ
)
の上に置き、
宛囀
(
えんてん
)
と何かしゃべり出した。
湖南の扇
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
えんてん(宛囀)の例文をもっと
(1作品)
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蜒転
(逆引き)
今ここで武道者を殺害した滝之助は、その血の滴たる鎌を洗うべく
御手洗池
(
みたらしいけ
)
に近寄った。
蠑螈
(
いもり
)
が時々赤い腹を出して、水底に
蜒転
(
えんてん
)
するのは、鎌の血と色を競うかとも見えた。
怪異黒姫おろし
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
えんてん(蜒転)の例文をもっと
(1作品)
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検索の候補
ゑんてん
ころがり