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掌上
ふりがな文庫
“掌上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てのひら
40.0%
しょうじょう
30.0%
てのうえ
20.0%
しやうじやう
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てのひら
(逆引き)
柵と櫻樹の間には一條の淺い溝があつて、
掬
(
すく
)
はば凝つて
掌上
(
てのひら
)
に
晶
(
たま
)
ともなるべき程澄みに澄んだ秋の水が、白い柵と紅い櫻の葉の影とを浮べて流れて居る。
葬列
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
掌上(てのひら)の例文をもっと
(4作品)
見る
しょうじょう
(逆引き)
また一時近くなるほどに、温習に往きたる日には
返
(
かえ
)
り
路
(
じ
)
によぎりて、余とともに店を立ち出づるこの常ならず軽き、
掌上
(
しょうじょう
)
の舞をもなしえつべき少女を、怪しみ見送る人もありしなるべし。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
掌上(しょうじょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
てのうえ
(逆引き)
そうした
上部
(
うわべ
)
丈けの甘言に乗って、ウカ/\と夫人の
掌上
(
てのうえ
)
などに、止まっている中には、あの
象牙
(
ぞうげ
)
骨の
華奢
(
きゃしゃ
)
な扇子か何かで、ビシャリと
一打
(
ひとうち
)
にされるのが
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
掌上(てのうえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
しやうじやう
(逆引き)
又一時近くなるほどに、温習に往きたる日には返り
路
(
ぢ
)
によぎりて、余と
倶
(
とも
)
に店を立出づるこの常ならず軽き、
掌上
(
しやうじやう
)
の舞をもなしえつべき少女を、怪み見送る人もありしなるべし。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
掌上(しやうじやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
掌
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“掌”で始まる語句
掌
掌中
掌面
掌握
掌大
掌底
掌指
掌裡
掌刀
掌手
“掌上”のふりがなが多い著者
内田魯庵
石川啄木
柳田国男
島崎藤村
森鴎外
菊池寛
吉川英治
海野十三