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婉転
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えんてん
ふりがな文庫
“
婉転
(
えんてん
)” の例文
旧字:
婉轉
古アテネで娼妓を牝鶏と
綽名
(
あだな
)
した。これは
婉転
(
えんてん
)
反側して男客を
俟
(
ま
)
つの状に
象
(
かたど
)
り、またカワセミと称えたは路傍に待ちいて客人を捉うるの手速きに拠ったのだ。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
柱に
凭
(
もた
)
れている女中は
婉転
(
えんてん
)
たる京都弁で何とか言っては笑った。居士も笑った。余はぼんやりとその光景を見ていた。たしかこの日であったと思う。二人が連立って嵐山の紅葉を見に行ったのは。
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
婉
漢検1級
部首:⼥
11画
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
“婉”で始まる語句
婉曲
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婉
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