“宛囀”の読み方と例文
読み方割合
えんてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女はちょっと目礼したぎり、おどるようにたんの側へ歩み寄った。しかも彼の隣にすわると、片手を彼のひざの上に置き、宛囀えんてんと何かしゃべり出した。
湖南の扇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)