“じり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
尻79.2%
事理16.7%
後4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ、それを二ぜん頼みます。女中は遁(に)げ腰(ごし)のもったて尻(じり)で、敷居へ半分だけ突き込んでいた膝(ひざ)を、ぬいと引っこ抜いて不精(ぶしょう)に出て行く。
眉かくしの霊 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
〔譯〕公私(こうし)は事に在り、又情に在り。事公にして情私なるもの之有り。事私にして情公なるもの之有り。政を爲す者は、宜しく人情事理(じり)輕重(けいぢゆう)の處を權衡(けんかう)して、以て其の中(ちゆう)を民に用ふべし。
御機嫌(ごきげん)よろしゅうと言葉後(じり)力なく送られし時、跡ふりむきて今一言(ひとこと)交(かわ)したかりしを邪見に唇囓切(かみしめ)て女々(めめ)しからぬ風(ふり)誰(たが)為(ため)にか粧(よそお)い、急がでもよき足わざと早めながら
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)