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事理
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じり
ふりがな文庫
“
事理
(
じり
)” の例文
實
(
げ
)
にや縁に從つて一念
頓
(
とみ
)
に
事理
(
じり
)
を悟れども、
曠劫
(
くわうごふ
)
の
習氣
(
しふき
)
は一朝一夕に
淨
(
きよ
)
むるに由なし。
變相殊體
(
へんさうしゆたい
)
に身を苦しめて、
有無流轉
(
うむるてん
)
と
觀
(
くわん
)
じても、猶ほ此世の悲哀に
離
(
はな
)
れ得ざるぞ是非もなき。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
〔譯〕
公私
(
こうし
)
は事に在り、又情に在り。事公にして情私なるもの之有り。事私にして情公なるもの之有り。政を爲す者は、宜しく人情
事理
(
じり
)
輕重
(
けいぢゆう
)
の處を
權衡
(
けんかう
)
して、以て其の
中
(
ちゆう
)
を民に用ふべし。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
その言によると、あの折、勘太は自首して出たことが、かえって幸いして、奉行の公平な裁断の
下
(
もと
)
に罪を問われずに放された。罪はかえって死んだ男のほうにある
事理
(
じり
)
が明白にされたのである。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ハハハハ。そのくらい
事理
(
じり
)
が分ったら
煩悶
(
はんもん
)
もなかろう」
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
理
常用漢字
小2
部首:⽟
11画
“事理”で始まる語句
事理分明