“輕重”のいろいろな読み方と例文
新字:軽重
読み方割合
けいぢゆう50.0%
けいぢう25.0%
けいちよう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは、義雄には輕重けいぢゆうの意味があつたのではなく、弟の病氣が餘り惡い状態であつたので、その入院を電報で知らせるついでに、安着をも書き加へたのであつた。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
ぞくほつするところつてこれ(二五)あたへ、ぞくとするところつてこれる。まつりごとすや、わざはひつてさいはひし、やぶれをてんじてこうし、(二六)輕重けいぢうたつとび、權衡けんかうつつしめり。
かれの一しん有無うむすこしも村落むらためには輕重けいちようするところがなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)