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地尻
ふりがな文庫
“地尻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じしり
25.0%
じじり
25.0%
じち
25.0%
ぢじり
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じしり
(逆引き)
手桶片手に、
樒
(
しきみ
)
を
提
(
さ
)
げて、本堂をグルリと
廻
(
まわ
)
って、
後
(
うしろ
)
の墓地へ来て見ると、
新仏
(
しんぼとけ
)
が有ったと見えて、
地尻
(
じしり
)
に高い杉の木の
下
(
した
)
に、
白張
(
しらはり
)
の提灯が
二張
(
ふたはり
)
ハタハタと風に
揺
(
ゆら
)
いでいる。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
地尻(じしり)の例文をもっと
(1作品)
見る
じじり
(逆引き)
それは何処ですと聞くと、
谷中
(
やなか
)
天王寺
(
てんのうじ
)
の手前の谷中谷中町三十七という所で、五重塔の方へ行こうとする通りに大きな石屋があるが、その横丁を曲って、石屋の
地尻
(
じじり
)
で、門構えの家。
幕末維新懐古談:72 総領の娘を亡くした頃のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
地尻(じじり)の例文をもっと
(1作品)
見る
じち
(逆引き)
古い廓のロマンスというようなものが残っていたかというと、私が知っているのは
禿
(
かむろ
)
が池というのが大門通りの突当り、住吉町の
地尻
(
じち
)
りにあった。
旧聞日本橋:07 テンコツさん一家
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
地尻(じち)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぢじり
(逆引き)
火
(
ひ
)
の
氣
(
け
)
を
考
(
かんが
)
へ、
考
(
かんが
)
へつゝ、
雨戸
(
あまど
)
を
繰
(
く
)
つて、
衝
(
つ
)
と
裏窓
(
うらまど
)
をあけると、
裏手
(
うらて
)
の
某邸
(
ぼうてい
)
の
廣
(
ひろ
)
い
地尻
(
ぢじり
)
から、ドス
黒
(
ぐろ
)
いけむりが
渦
(
うづ
)
を
卷
(
ま
)
いて、もう/\と
立
(
た
)
ちのぼる。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
地尻(ぢじり)の例文をもっと
(1作品)
見る
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味
“地尻”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
泉鏡太郎
高村光雲
長谷川時雨
泉鏡花