“終幕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フィナーレ40.0%
しゅうまく20.0%
エピロオグ20.0%
フィナアレ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが弟子たちを地方伝道に派遣せられたことの終幕フィナーレでありました。
そして、結局、与里の激しい愁嘆は、この日の長い争論の終幕エピロオグであつた。捨台詞とも言ふべきものを、与里は殊更に置き捨てようともしなかつた。
竹藪の家 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
かならず調印式まで漕ぎつけるだろう……これだけの大きな戦争をした日本人が冷静に終幕フィナアレにしたら、日本人の別な一面を理解させるモーメントになるだろう。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)