“つるぎやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
剣山66.7%
劍山33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実に博士こそは剣山つるぎやま陸軍大臣が、かつて椋島技師にスパイを命じたときに語ってきかせた国際殺人団の団長であったのだ。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
剣山つるぎやま阿波あわより出でたるがゆえに、阿波第一の山名を取り、大鳴門は淡路あわじより出でたるゆえ、鳴門に取り、西の海は西国に出でたるゆえ、かの名あるがごとく、みな高山、名川
妖怪学 (新字新仮名) / 井上円了(著)
ちょうど其の時間に、椋島技師は陸軍大臣の官邸で、剣山つるぎやま陸軍大臣と向い合って、低声ていせいで密談中であった。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しかし九州きゆうしゆうにはこのたいにはひる土地とちがなく、四國しこく六千五百尺ろくせんごひやくしやく以上いじよう高山こうざん石槌山いしづちやま劍山つるぎやま)に、わづかにこのたい下部界かぶかいることが出來できます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)