“石槌山”の読み方と例文
読み方割合
いしづちやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし九州きゆうしゆうにはこのたいにはひる土地とちがなく、四國しこく六千五百尺ろくせんごひやくしやく以上いじよう高山こうざん石槌山いしづちやま劍山つるぎやま)に、わづかにこのたい下部界かぶかいることが出來できます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
今から七十余年前、明治十三年の夏、私が十九歳の時、友人と二人で土予とよの国境近くにそびえる四国第一の高山、石槌山いしづちやまに採集に出かけた。まだその時分は洋服などなく日本着物であった。
若き日の思い出 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)