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二刻
ふりがな文庫
“二刻”の読み方と例文
読み方
割合
ふたとき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふたとき
(逆引き)
朝の
二刻
(
ふたとき
)
ばかりで、すッかり肩の皮が
剥
(
む
)
け、ヒリヒリと熱をもって来た。かれは、汗をふくようにみせて、始終涙をこすっていた。
醤油仏
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
根岸から品川まで眞つ直ぐに行つても四里以上あるから、
二刻
(
ふたとき
)
で
辿
(
たど
)
り着くのは一杯々々、人間の足で目白臺へ廻れる筈はない
銭形平次捕物控:121 土への愛著
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それから
二刻
(
ふたとき
)
あまりを過ぎても亭主の藤吉は帰らないので、お徳はまた新らしい不安を感じ出した。そのころの二刻といえば今の四時間である。
半七捕物帳:44 むらさき鯉
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
二刻(ふたとき)の例文をもっと
(41作品)
見る
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“二刻”で始まる語句
二刻前
二刻半
二刻三刻
検索の候補
二刻前
二刻半
十二刻
二刻三刻
“二刻”のふりがなが多い著者
吉川英治
久生十蘭
国枝史郎
中里介山
佐々木味津三
山本周五郎
室生犀星
岡本綺堂
野村胡堂
芥川竜之介