“ふたとき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:フタトキ
語句割合
二刻64.1%
二時34.4%
二晌1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
根岸から品川まで眞つ直ぐに行つても四里以上あるから、二刻ふたとき辿たどり着くのは一杯々々、人間の足で目白臺へ廻れる筈はない
わが傍には我を慰むる者のみゐたり、日は今高きこと二時ふたときにあまれり、またわが顏は海のかたにむかひゐたりき 四三—四五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
そんな訳であるから、さっき帰ってからまだ二晌ふたときとは過ぎていないのに、女の迎いをいそがせる。
箕輪心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)