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敧
ふりがな文庫
“敧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そばだ
80.0%
た
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そばだ
(逆引き)
今日もそこに来て耳を
敧
(
そばだ
)
てたが、電車の来たような
気勢
(
けはい
)
もないので、同じ歩調ですたすたと歩いていったが、高い線路に突き当たって曲がる角で
少女病
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
同じような疑問を抱きながら、しばらく、羅門も東儀も耳を
敧
(
そばだ
)
てていると、やがて、そこの部屋の
襖
(
ふすま
)
があいた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
敧(そばだ)の例文をもっと
(4作品)
見る
た
(逆引き)
有り合せの
干鰯
(
ほしいわし
)
を
肴
(
さかな
)
に、家のうちで酒を
酌
(
く
)
み交していた一学と木村丈八は、そとの声に、
杯
(
さかずき
)
を措いて聞き耳を
敧
(
た
)
てていたが
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
敧(た)の例文をもっと
(1作品)
見る
敧
部首:⽁
12画
“敧”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
島崎藤村
吉川英治
田山花袋