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糶売
ふりがな文庫
“糶売”のいろいろな読み方と例文
旧字:
糶賣
読み方
割合
せりうり
62.5%
せりう
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せりうり
(逆引き)
見ると、やや立離れた——一段高く台を
蹈
(
ふ
)
んで立った——
糶売
(
せりうり
)
の親仁は、この小春日の
真中
(
まんなか
)
に、しかも夕月を肩に掛けた銅像に似ていた。
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
土地の
糶売
(
せりうり
)
はすなわちこれであって、小民は宝物でも持つ考えで土地をほしがる、いかに米が高くなっても、郵便貯金の利子にも足らぬような法外な金を払ってまでも
雪国の春
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
糶売(せりうり)の例文をもっと
(5作品)
見る
せりう
(逆引き)
友禅
(
ゆうぜん
)
のセリ売り(負けたところで一丈五尺一円二三十銭から三四円まで)、ガスの靴下やメリヤスのシャツの
糶売
(
せりう
)
り(前同様で一円から四五円まで)
街頭から見た新東京の裏面
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
少し資本をこしらえて来て、
唐津
(
からつ
)
物の
糶売
(
せりう
)
りをしてみたい、これが唯一の目的であった。何によらず炭坑街で、てっとり早く売れるものは、食物である。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
糶売(せりう)の例文をもっと
(3作品)
見る
糶
漢検1級
部首:⽶
25画
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“糶売”で始まる語句
糶売場
検索の候補
糶売場
“糶売”のふりがなが多い著者
杉山萠円
中里介山
有島武郎
柳田国男
林芙美子
泉鏡花
夢野久作