“行啓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうけい80.0%
おなり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東宮も同時に行啓ぎょうけいになるはずであったがたいそうになることを思召おぼしめして別の日に院のお見舞いをあそばされた。
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)
ところが、ちょうど摂政宮殿下の行啓ぎょうけい差合さしあいになるので、急に模様換えになって、そのまま北へ北へと直航することとなった。その十二日は全く薄らさみしい日であった。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
行啓おなりのまへ消防隊のしゆすぢが並んで見てるたんばこの花
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)