“おなり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オナリ
語句割合
御成94.4%
行啓5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太閤殿下御成おなりのために御殿を造ることになりまして、鍛冶かじや番匠を召し集め、秋の月見に間に合うように夜を日に継いで工事を急いでおりましたが
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
師質心せきたるさまして参議君の御成おなりぞと大声にいへるに驚きて、うちよりししじものひざ折ふせながらはひいでぬ
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
行啓おなりのまへ消防隊のしゆすぢが並んで見てるたんばこの花
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)