“突刎”の読み方と例文
読み方割合
つっぱ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
マニラ総督より抗議の使者が来るや「治外法権の設定なき以上、各国の在留人は、日本の法律に従うべきである」と突刎つっぱね、あくまで強硬外交の実を示した。
犬が三頭——三疋とも言わないで、姐さんが奴等やつらの口うつしに言うらしい、その三頭もしゃくに障った。なにしろ、私の突刎つっぱねられたように口惜くやしかった。嫉妬ねたみだ、そねみだ、自棄なんです。
鷭狩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)