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躬
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みづから
ふりがな文庫
“
躬
(
みづから
)” の例文
かかれば何事にも楽むを知らざりし心の今日
偶
(
たまた
)
ま人の
相悦
(
あひよろこ
)
ぶを見て、又
躬
(
みづから
)
も
怡
(
よろこ
)
びつつ、
楽
(
たのし
)
の影を追ふらんやうなりしは何の故ならん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
実
(
げ
)
に顔の色は
躬
(
みづから
)
も
凄
(
すご
)
しと見るまでに変れるを、庭の内をば
幾周
(
いくめぐり
)
して我はこの色を隠さんと
為
(
す
)
らんと、彼は
心陰
(
こころひそか
)
に
己
(
おのれ
)
を
嘲
(
あざけ
)
るなりき。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
貫一はほとほと疑ひ得らるる限疑ひて、
躬
(
みづから
)
も其の
妄
(
ぼう
)
に
過
(
すぐ
)
るの
太甚
(
はなはだし
)
きを驚けるまでに至りて、始て
罷
(
や
)
めんと為たり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
躬
漢検1級
部首:⾝
10画
“躬”を含む語句
鞠躬如
鞠躬
聖躬
実践躬行
躬恒
躬行
躬耕
等躬
鞠躬尽力
鞠躬加
躬践
躬行底
躬行実践
躬治
躬恆
紀躬鹿
下沢保躬
省躬録
直躬者
直躬
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