“躬恒”の読み方と例文
旧字:躬恆
読み方割合
みつね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『題知らず……躬恒みつね……貫之つらゆき……つかわしける……女のもとへ……天津あまつかりがね……』おおわれ知らず読んだか。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
躬恒みつねの歌百人一首にあれば誰も口ずさみ候へども一文半文のねうちも無之駄歌に御座候。此歌は嘘の趣向なり、初霜が置いた位で白菊が見えなくなる氣遣無之候。
歌よみに与ふる書 (旧字旧仮名) / 正岡子規(著)
源氏がまた躬恒みつねが「淡路にてあはとはるかに見し月の近き今宵こよひはところがらかも」
源氏物語:18 松風 (新字新仮名) / 紫式部(著)