“叔斉”の読み方と例文
旧字:叔齊
読み方割合
しゅくせい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
してみると屈原よりも、漁父の方に達見がある。またかの伯夷はくい叔斉しゅくせいは、天下が周の世となるや、首陽山に隠れ、わらびを採って食った。
教育の目的 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
後、殷の紂王ちゅうおう、悪虐のかぎりを尽し、ついに武王立って、これを伐つも、なお伯夷はくい叔斉しゅくせいは馬をひかえて諫めておる。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
話を聞けば耳が汚れると塩梅あんばい式は、丸で今世の伯夷はくい叔斉しゅくせい、静岡はあたかも明治初年の首陽山しゅようざんであったのは凄まじい。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)