“叔父御”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おじご90.0%
をぢご10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「は、じゃない、昨日きのう、入江先生より頂戴ちょうだいして参った免許の目録やら皆伝のまきがあろう。なぜ、叔父御おじごに、お見せ申さぬ。父にも見せい」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……一方に叔父御おじごの源次郎氏は、変人の常として、存外、用心深いところもあるので、支那人のように全財産を胴巻か何かに入れて、夜も昼も身に着けておく習慣があったかも知れない。
復讐 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……(同族の一老人に對ひて)いや、叔父御をぢご、ままこしおろしめされ、貴下こなたわし最早もう舞踏時代ダンスじだいすごしてしまうた。おたがひに假面めんけて以來このかた、もう何年なんねんにならうかの?
叔父御をぢごカピューレット殿どのおなじく夫人ふじんおなじく令孃達むすめごがたうるはしきめひのローザライン。リヸヤ。