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躬
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みずか
ふりがな文庫
“
躬
(
みずか
)” の例文
しかし『詩鈔』の刊刻せられたものには、枕山
躬
(
みずか
)
ら千古寸心の四字を書したものが掲載せられているのみで、序も凡例をもつけていない。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ヴィンツェンツォ・マリア師の『
東方遊記
(
イル・ヴィアッジオ・オリエンター
)
』に西インドコチン王は
躬
(
みずか
)
ら重臣輩の見る所で白質黒条の虎を獲るにあらざれば即位するを得ず
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
尼すなはち陶を作らしめて
躬
(
みずか
)
ら歌を題して与ふ。
蓋
(
けだ
)
し尼の製陶を模する者数十名、ために糊口を得るは尼の悦ぶところなり。
蓮月焼
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
只一人
斯
(
かゝ
)
る山の中に居って、
躬
(
みずか
)
ら
自然薯
(
じねんじょ
)
を掘って来るとか、
或
(
あるい
)
は
菌
(
きのこ
)
を
採
(
と
)
るとか、
薪
(
たきゞ
)
を採るとか、女ながら随分荒い稼ぎをして
微
(
かす
)
かに暮しておるという
独身者
(
ひとりもの
)
さ、見れば器量もなか/\
好
(
よ
)
い
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
炎暑の日中にもかかわらずわたくしの問うごとに幾度か座を立って過去帳を調べ、また
躬
(
みずか
)
らわたくしを墓地に案内してくれた。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
須
(
すべから
)
く
躬
(
みずか
)
ら事物の実際を観よ、ヴィルヴァ樹一たび落ちて林中獣類
空
(
むな
)
しと。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
枕山
躬
(
みずか
)
らも後年『安政文雅人名録』の序をつくる時「余年十九、五山詩仏諸老ノ間ニ周旋シ早ク微名ヲ得タリ。
勝会
(
しょうかい
)
アルゴトニ必
末班
(
まっぱん
)
ニ列ス。」
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ちょっと緒に触れば鐘が鳴り出すようにしあって、不正の裁判を受けた者、この緒を動かし鐘を知事の頭上で鳴らすと、知事
躬
(
みずか
)
らその冤訴を聴き公平の処分をする。かかる鐘を諸地方皆備えいると。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
躬
漢検1級
部首:⾝
10画
“躬”を含む語句
鞠躬如
鞠躬
聖躬
実践躬行
躬恒
躬行
躬耕
等躬
鞠躬尽力
鞠躬加
躬践
躬行底
躬行実践
躬治
躬恆
紀躬鹿
下沢保躬
省躬録
直躬者
直躬
...