“東遊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アヅマアソビ57.1%
あずまあそび14.3%
あづまあそび14.3%
アヅマアソ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯今存する「東遊アヅマアソビ」は、勿論後世的な要素が多く這入つて居るだらうが、其本来のものすら、平安朝中期前に上るものではない。
古い形式がうたわれるとともに絶えず新しい形式もまた生み出される。もちろん神楽かぐら東遊あずまあそびのような御神事の歌の中には短歌が厳然と形を保っている。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
東遊あづまあそびの歌が其である。其が、讃歌と一つに考へられて、舞踊抜きに歌だけを献じる風を生じた。
足柄明神の神遊びは、東遊アヅマアソびの基礎になつた様です。此神遊びを舞ふ巫女が、足柄の山姥です。神を育てるものとの信仰が残つて、坂田金時の母だとされてゐます。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)