“来居”のいろいろな読み方と例文
旧字:來居
読み方割合
キヰ50.0%
きを50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「百済野のはぎが古枝に、春待つと、来居キヰし鶯、鳴きにけむかも」の歌は、純な拍子で統一してゐる様だ。
併し「来居キヰし鶯」の経験ではなくて、空想である事が、内容の側から不純な気分を醸し出してゐる。
夕凪はいきるる草を墓所はかどには人さは来居きをり我が泣かむ見に
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)