“口疾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くちど57.1%
くちばや28.6%
クチド14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二人が此大公孫樹の下まで行つた時、繁は何か口疾くちどに囁いた。お夏はうなづいた様である。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
二人が此公孫樹の下まで行つた時、繁は何か口疾くちばやに囁いた。お夏はうなづいた樣である。
葬列 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
一つは場合々々贈答を、もつとも適切に処理して、婉曲に、委曲に、あはれな感じを残すものを、而も口疾クチドに詠み出す機智のある人。