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口疾
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くちど
ふりがな文庫
“
口疾
(
くちど
)” の例文
二人が此大公孫樹の下まで行つた時、繁は何か
口疾
(
くちど
)
に囁いた。お夏は
頷
(
うなづ
)
いた様である。
葬列
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
わたくしが何と申上げる言葉もないままでおりますと、松王様は
尚
(
なお
)
もつづけて、お
口疾
(
くちど
)
にあとからあとから
溢
(
あふ
)
れるように、さながら
憑物
(
つきもの
)
のついた人のようにお話しかけになります。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
わたくしが何と申上げる言葉もないままでをりますと、松王様は
尚
(
なお
)
もつづけて、お
口疾
(
くちど
)
にあとからあとから
溢
(
あふ
)
れるやうに、さながら
憑物
(
つきもの
)
のついた人のやうにお話しかけになります。
雪の宿り
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
堅
(
かた
)
く手握り
口疾
(
くちど
)
に語る
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
疾
常用漢字
中学
部首:⽧
10画
“口”で始まる語句
口惜
口
口吻
口説
口髭
口籠
口許
口上
口調
口々