“直会”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ナホラヒ66.7%
なおらい22.2%
なほらひ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此旋頭歌は、もはや厳粛一方でなく、ほかひの後に、直会ナホラヒ風のくづれの享楽の歌が即座に、謡はれた姿を留めて居るものではないか。
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
生粢なましとぎをこしらえていたかも知らぬが、是も他の一方に練餅ねりもちの堂々として且つうまいものが搗立つきたてられるようになっては、此方が感じもよく、また現実には直会なおらいにも便利であった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
第三期の大歌の直会なほらひ用に固定する原因は、早く茲にあつた。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)