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直会
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ナホラヒ
ふりがな文庫
“
直会
(
ナホラヒ
)” の例文
此旋頭歌は、もはや厳粛一方でなく、ほかひの後に、
直会
(
ナホラヒ
)
風のくづれの享楽の歌が即座に、謡はれた姿を留めて居るものではないか。
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
古風に謂ふと、儀式の後に
直会
(
ナホラヒ
)
があり、此時には、伝統ある厳粛な歌を謡うて、正儀の意のある所を平俗に説明し、不足を補ふことを主眼とした。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
其後に、
直会
(
ナホラヒ
)
の座で、新しい叙事詩か、古くして権威のなくなつた唯の歴史、古人の哀れでもあり、おもしろくもある伝承などを語り聞かせたであらう。
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
直会
(
ナホラヒ
)
は、一口に言へば、精進落ちともいへる。だが、精進とは、仏教の考へから、魚を食はぬ事を斥していふが、本来は、禁欲生活・物忌み生活を言うた語である。
大嘗祭の本義
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
神事の「
解忌
(
トシミ
)
」として行はれた
直会
(
ナホラヒ
)
の
肆宴
(
トヨノアカリ
)
以外にも、外国式の宴遊の儀が加へられて来た。
短歌本質成立の時代:万葉集以後の歌風の見わたし
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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今の神道では、それが大分くだけて、正式の祭りの後に、神社で
直会
(
ナホラヒ
)
といふものをする。
古代人の思考の基礎
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
さうして
直会
(
ナホラヒ
)
なる新室のうたげを行うた事と考へるのが、間違ひとは思はれない。
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
今の民間の宴会は、神事の
直会
(
ナホラヒ
)
以後の形をとつてやつて居るのである。
大嘗祭の本義
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“直会”の解説
直会(なおらい)とは、神社における祭祀の最後に、神事に参加したもの一同で神酒をいただき神饌を食する行事(共飲共食儀礼)である。
(出典:Wikipedia)
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“直”で始まる語句
直
直接
直々
直衣
直垂
直様
直截
直参
直義
直段