“ナホラヒ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:なほらひ
語句割合
直会100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直会ナホラヒは、一口に言へば、精進落ちともいへる。だが、精進とは、仏教の考へから、魚を食はぬ事を斥していふが、本来は、禁欲生活・物忌み生活を言うた語である。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
神事の「解忌トシミ」として行はれた直会ナホラヒ肆宴トヨノアカリ以外にも、外国式の宴遊の儀が加へられて来た。
今の神道では、それが大分くだけて、正式の祭りの後に、神社で直会ナホラヒといふものをする。
古代人の思考の基礎 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)