“なおらい”の漢字の書き方と例文
語句割合
直会100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生粢なましとぎをこしらえていたかも知らぬが、是も他の一方に練餅ねりもちの堂々として且つうまいものが搗立つきたてられるようになっては、此方が感じもよく、また現実には直会なおらいにも便利であった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
日本の方では単に九月中のある一日に、飲食を神に供えて直会なおらいする慣行はあったのだが、それが必ず新米を用いなければならなかった故に、九日に限ることは困難であったのである。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)