修羅心しゅらしん)” の例文
利益や権力の慾火はえず燃ゆるにしてもそれが世態ようやく安固ならんとするかたむきを示して来て、そうむやみに修羅心しゅらしんに任せてもがきまわることも無効ならんとするいきおいの見ゆる時において
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)