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眤
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じ
ふりがな文庫
“
眤
(
じ
)” の例文
従者 (
眤
(
じ
)
っと主人の顔を眺め)お顔もおやつれ遊ばしました。頬も額も青玉のように青褪めておりまする。
レモンの花の咲く丘へ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
父親は、
掌
(
てのひら
)
でぽんぼんと煙草の吸い殻を落として、
眤
(
じ
)
っと、
項垂
(
うなだ
)
れた菊枝の顔を
凝視
(
みつ
)
めた。
緑の芽
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
私も
眤
(
じ
)
っと壺を睨めた。私の興味は俄かに動いた。
職工と微笑
(新字新仮名)
/
松永延造
(著)
眤
部首:⽬
10画
“眤”を含む語句
眤懇
御眤懇
親眤
眤近
近眤
観眤