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眤
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ぢつ
ふりがな文庫
“
眤
(
ぢつ
)” の例文
そして、急に眞面目な顏をして
眤
(
ぢつ
)
と男の顏を見ながら、『眞箇よ。私
石女
(
うまずめ
)
なんですもの。子供を生まない女は女ぢやないんでせう?』
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『靜子さん。』と清子は、
眤
(
ぢつ
)
と友の
俯向
(
うつむ
)
いた顏を見ながら、しんみりした聲で言つた。『私よく知つてるわ。貴女の心を!』
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
そして
甚麽
(
どんな
)
話の機會からか、智惠子を口説いてみた。彼は有らゆる美しい言葉を並べた。女は
眤
(
ぢつ
)
と
俯向
(
うつむ
)
いてゐた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
眤
部首:⽬
10画
“眤”を含む語句
眤懇
御眤懇
親眤
眤近
近眤
観眤