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見戍
ふりがな文庫
“見戍”の読み方と例文
読み方
割合
みまも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みまも
(逆引き)
今の
弾丸
(
たま
)
は当らなかった。だが今度浮いて来たら、と伊藤次郎は
眤
(
じっ
)
と海面を
見戍
(
みまも
)
っていたが、ふとその眼を流血船へ移したとたんに
流血船西へ行く
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
童子は、すばやく玄関から次ぎの部屋をぬけ、離亭への踏石へおり立とうとしたとき、一軸の仏画が床の間に掛けられてあるのを
見戍
(
みまも
)
った。
後の日の童子
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
東を受けた二階の寝室に、再び意識を失ひかけた下枝子が、医師に
見戍
(
みまも
)
られながら、朦朧とした眼を天井に向けてゐた。
落葉日記
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
見戍(みまも)の例文をもっと
(27作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
戍
漢検1級
部首:⼽
6画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見戍”のふりがなが多い著者
島田清次郎
小栗風葉
嘉村礒多
近松秋江
室生犀星
山本周五郎
小栗虫太郎
竹久夢二
蒲原有明
久生十蘭