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陣鉦
ふりがな文庫
“陣鉦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じんがね
94.4%
じんかね
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じんがね
(逆引き)
……突込んで行く軍兵の声、狂奔する馬の
嘶
(
いなな
)
き、それを押包むような
陣鉦
(
じんがね
)
や
法螺貝
(
ほらがい
)
の音が、伊勢の山野にすさまじく響きわたった。
蒲生鶴千代
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
とたんに四面四山は耳も
聾
(
ろう
)
せんばかりな
陣鉦
(
じんがね
)
、
陣鼓
(
じんこ
)
、
陣螺
(
じんら
)
の響きであり山の人間どもの
諸声
(
もろごえ
)
だった。——無我夢中で秦明は兵とともに逃げなだれた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
陣鉦(じんがね)の例文をもっと
(17作品)
見る
じんかね
(逆引き)
両陣で
陣鉦
(
じんかね
)
、陣太鼓が鳴る——バラバラと現われた両軍の先頭、いずれも真黒な裸体の雲助で、おのおの長い竹竿を持っている、竹槍かと見れば先が
尖
(
とが
)
っていない。
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
陣鉦(じんかね)の例文をもっと
(1作品)
見る
陣
常用漢字
中学
部首:⾩
10画
鉦
漢検準1級
部首:⾦
13画
“陣”で始まる語句
陣
陣幕
陣笠
陣羽織
陣取
陣屋
陣太鼓
陣立
陣中
陣輿
検索の候補
陣鼓戦鉦
“陣鉦”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
国枝史郎
山本周五郎