“陣立”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
じんだて	71.4%
じんだ	14.3%
ぢんだて	14.3%

じんだて

止むなく、飯之浦（いいのうら）に踏み止まろうとした。加藤虎之助、桜井左吉進み出て、盛政の陣立（じんだて）直らぬうちに破らん事を秀吉に乞うた。

賤ヶ岳合戦 (新字新仮名) ／ 菊池寛(著)

じんだ

「ガヷナーが動いた上に宮地出雲守（いずものかみ）と来たら、君としてこれ以上の陣立（じんだ）てが望めるかい？　残余（あと）は単に時間の問題だよ」

脱線息子 (新字新仮名) ／ 佐々木邦(著)

ぢんだて

右端（うたん）を玄子（げんし）。それから余（よ）。それから幻翁（げんおう）。それから左端（さたん）を望生（ぼうせい）。これで緩斜面（くわんしやめん）を掘（ほ）りつゝ押登（おしのぼ）らうといふ陣立（ぢんだて）。

探検実記　地中の秘密：07 末吉の貝塚 (旧字旧仮名) ／ 江見水蔭(著)

“陣立（陣法）”の解説

陣法（じんぽう）とは、近代以前の東アジアの戦場において、軍における陣の構え方（備）をいう。陣備（じんぞなえ）・陣立（じんだて）・備立（そなえだて）とも称した。
(出典:Wikipedia)

陣	常用漢字 中学 部首:⾩ 10画
立	常用漢字 小１ 部首:⽴ 5画