“左端”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さたん80.0%
ひだりはし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右端うたん玄子げんし。それから。それから幻翁げんおう。それから左端さたん望生ぼうせい。これで緩斜面くわんしやめんりつゝ押登おしのぼらうといふ陣立ぢんだて
Uの字の左端さたん上部には山の宿がある。右端の上部には小梅町(六郎氏の碁友達の家の所在地)がある。そして、Uの底に当る所は丁度吾妻橋に該当するのだ。
陰獣 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
クラネクは細君さいくんと小供をそのへやに残しておいて、ベルセネフといっしょに主翁ていしゅいて往った。主翁は二人を廊下へ待たしておいて、ランプをかまえ、それを持って家の左端ひだりはしに続いたその室へ往った。
警察署長 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)